世界最大の仮想通貨取引所バイナンスのVC部門であるバイナンス・ラボは6日「STEPN(ステップン)」への戦略的投資を発表した。
Move-to-Earn(運動して稼ぐ)の代表格であるSTEPNは、過去数か月で100倍の成長を遂げた。
22年1月には、世界で3本の指に入る大手仮想通貨取引所FTXの親会社であるAlameda Researchをはじめ、著名VCのセコイアキャピタルやソラナ・ベンチャーズなど大手投資企業から6億円相当の資金調達を実施している。
STEPNサービス自体は過去記事で何度も紹介しており、個人的にも利用しており、今までにない素晴らしいサービスだと思っている。
また、今回も含め、このサービスを担いでいる企業の座組みが良い。
純粋な投資家として世界でも著名なVCであるセコイアキャピタルが入っていること、世界有数の取引所のバイナンス、FTXの投資部門が資金を入れていること、土台となるブロックチェーンはソラナを採用し、そのソラナからも投資を受けているなどである。
よくこのサービスはポンジスキームで詐欺だという人も多いが、そんなサービスなら、この投資家の座組みはできない。
世界でも有数の選りすぐりのプロの目を通しているから、このサービスは信頼されているのであろう。
運営もとは、ガバナンストークンあるGMTのユースケースを今後も拡大していくと話している。
一方、GMTの供給数はバーンしたりしながら、絞っていく方向である。
このサービスの将来性、GMTの需給から考えて、価格はまだ上がっていきそうだ。
「Move-to-Earn(運動して稼ぐ)」がWeb3.0のトレンドとして台頭する中、STEPNはユーザー数の急増で業界に貢献している。運動のゲーム化はブロックチェーン技術に対する関心を募らせ、仮想通貨・ブロックチェーン業界の主流化を加速してくれるだろう。