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NISA(ニーサ)に適したネット証券とは?1

通常、ネット証券を比較するポイントは、手数料、利便性、取扱商品数、サービスの充実度等です。
ただ、NISA(ニーサ)の場合、前提として、頻繁に売買をしません。一度投資した枠は売却したら使えないからです。買ったら基本持ちきりでしょう。だから、手数料、利便性については、あまり考えなくていいわけです。もちろん頻繁に売買しなくても手数料が安いことにこしたことはないですが、優先順位は低いと思います。
やはり、最も重視すべきは、取扱商品数でしょう。NISA(ニーサ)の場合、1人1口座1金融機関なので、投資したい商品がなかったからといって、他社で購入するわけにはいかないからです。

ちなみに、NISA(ニーサ)口座で購入可能な商品は以下のとおりです。
(1)上場株式

(2)上場REIT

(3)上場新株予約権社債

(4)公募株式投資信託

(5)上場優先出資証券

(6)外国籍公募株式投資信託

(7)上場ETF

この中でもNISA(ニーサ)の場合、投資信託(3)(6)か、上場ETF(7)での投資が中心となるでしょう。NISA(ニーサ)の場合、一度売却したら、その売却した分の非課税枠は使えなくなってしまうので、個別銘柄で売買する投資には向きません。非課税期間ずっと保有しているのなら問題ないですが、個別銘柄の場合、どこかでタイミングみて売却するのが一般的でしょう。ただ、売却したら、売却した分の非課税枠を使って歳購入できないのです。
つまり、上場株式、上場REITは、個別銘柄での取引となるので、NISA(ニーサ)投資向きではないということです。
一方、投信の場合は投信の中で個別銘柄を売ったり買ったりしているので、その投信自体を売らない限りは、非課税枠はそのまま使っていけます。投信や上場ETFがNISA向きと言われる理由です。

そこで、NISA(ニーサ)に適したネット証券を比較するにあたり、投資信託→ 上場ETF→ 外国株(上場REIT含む)の順で取扱数と種類を見ることにしましょう。
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