暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

イカルウィットの密議

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おはようございます。

本日もどうぞよろしくお願いします。

■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン 
19,665.08
(-676.56)

NYダウ 
10,012.23
(+10.05)

日経平均 
10,057.09
(-298.89)

日経225先物(シカゴ) 
9,995
(-40.00)

●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ユーロ→円→ドル)

ドル−円
89.37
(+0.41)

ユーロ−円
122.11
(-0.06)

ユーロ−ドル
1.3662
(-0.0071)

●債券
米国10年債 
3.57%
(-0.03%)

日本10年債 
1.35%
(-0.01%)

●商品
NYMEX原油先物
71.89
(-1.17)

NYMEX金先物
1,065.90
(+3.30)

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■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・香港株、中国株とも下落。

・前日の欧州、米国の下げが波及した
かたち。中国の輸出が減速するとの見方
もあり、当面下落局面が続くようだ。

・欧州株は下落。

・欧州のソブリン債(政府機関が発行
する債券)をめぐる懸念が強まって、
売りが継続した。

機関投資家の間でユーロを処分する
動きも広がり、ユーロは全面安となっ
た。

・米国株は上昇。

・5日発表の1月の雇用統計は、米非農業
部門雇用者数が2万人減と増加の予想に
反して減少したことを背景に、1万ドル
を大幅に割り込む場面があった。

・その後、EUがギリシャ、スペインを救
済する可能性があるとの観測が広がった
ことから、買い戻しにより相場は上昇
した。

・リスク回避の動きは当面継続すること
から、引き続き安全資産の先進国債券買
いでいきたい。

■ トピック
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・2月5日、6日の両日、カナダの「イカ
ウィット」でG7が開かれる。

・「イカルウィット」とはカナダ北部の
田舎町で誰も寄りつかないところだ。

・議論も非公開、正式な共同声明もない
とのことなので、まさしく密議である。

G20がはじまりG7は軽視されつつあった
が、先進国(米国)と新興国(中国)の
対立が深まる中、今回は先進国の中で何
かを合意することを目指すであろう。

・金融規制改革、出口戦略、財政健全化
為替相場等が議論のポイントとしてあ
げられる。

・端的にいえば、新金融規制含め、米国
のやり方に同調しろという話であろう。

・自国だけ不利にならないようにするの
である。

・日本をトヨタをたたくことで痛めつけ、
欧州を財政問題をクローズアップさせる
ことで痛めつけ、弱ったところで、米国
のやりたい方向で合意に持ち込むのであ
ろう。

・これがけんかの強い米国のやり方であ
る。

・G7後、中国に人民元切り上げを強く迫
り、日本には米国債買い(ドルの買い支
え)を迫るのではないかと思う。(小沢
訪米もそのためか?)

・その上でドルを下落させていけば、何
もしなくても米国の対外債務を減少させ
ることができるし、ドル安で輸出が増加
すれば、雇用も回復できるのである。

・今回の「イカルウィット」での密議が
米国覇権の行方を左右するターニングポ
イントとなろう。

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