ミームコインのGOATが発行から1週間で時価総額が790億円まで達して、現在は420億円まで急落している。(下記時価総額の推移グラフ参考)
ミームコインとはその名の通り、インターネット上のミームやジョークを元にして作られた暗号資産だ。
その多くは、軽いノリやユーモアを持ったものであり、Dogecoin(ドージコイン)やShiba Inu(シバイヌ)といった有名なミームコインが広く知られている。
ミームコィン自体に商品やサービるの価値があるわけではなく、ある意味そのミームコインのファンのコミュニティの価値が形成されていると考えられる。
2024年9月には最低1回はブロックチェーンにアクセスしたアドレスは2億2000万に達しており、2023年後半の3倍になっているが、この爆発的なブロックチェーンアドレスの普及は、このミームコインブームが後押ししている。
この一連のムーブメントがミームコインバブルといえば、そうといえよう。
今回のGOATというミームコインの上昇のきっかけがAIボットであった。
このSNS上のAIボットがコミュニティを形成して、GOATというミームコインを煽ったのである。
そのAIボットがこちらで、現在10万人を超えるフォロワーがいる。
今回のミームコインGOATは、AIボットがコミュニティに関わり、価格形成をしたという意味では、新しい動きの一つだと言えるが、AIボットが意図的に作ったバブルとも言えるし、興味深いものだ。
暗号資産への投資の観点からいえば、ミームコインへの投資自体はその暗号資産の価値を図りにくく、価格変動が非常に大きいということもあり、手を出さない方が無難と言えよう。
特に今回のAIボットが価格形成に関わっているのならなおさら、投資を控えた方が良さそうだ。
もし、投資(投機?)するにしても、宝くじでも買うつもりで、無くしても良い金額の範囲にとどめておこう。
投資として、このミームコインブームに乗っかるのであれば、そのインフラを支える「SOL」、「TON」などの暗号資産への投資を検討してみてはいかがか。