ビットコインが前日比4%ほど上昇し、年初来では約80%の上昇となった。
年初来でこれほど順調に上昇しているには3つほどの理由がある。
1つは、半減期が近づいていること
半減期とは、マイナーと呼ばれる採掘者はもらえる報酬が半減する時期のことで、ビットコインの供給量も半減することとなる。
最新の3番目の半減期は2020年5月に行われ、次は2024年の予定です。
ビットコインの供給量が半減することは需要が変わらなければ単純に価格は上昇する。
実際これまで半減期にビットコインは大幅に上昇している。
2つ目は、ヘッジ手段として注目されていること
インフレや金融不安が起こると、その通貨のヘッジとして金が購入され、金価格が上昇しますが、ビットコインもデジタルゴールドとも呼ばれ、通貨ヘッジのため購入される。
3つ目は、ビットコインでスマートコントラクトが可能になったこと
ビットコインとイーサリアムの大きな違いは、スマートコントラクトが利用できるか否かであり、これまでスマートコントラクトの需要は、その機能があるイーサリアムが獲得していた。
ここにきて、Stacksというビットコインレイヤー2のソリューションにより、ビットコインでもスマートコントラクトが可能となった。
スマートコントラクトの機能が必要なNFTはこれまでイーサリアムの独壇場だったが、ここにきてビットコインでもNFTの発行が拡大している。
これがビットコインの需要を押し上げている。
このような理由で、半減期が来る前年の、2023年のビットコインの価格は引き続き上昇しそうな気配である。
ビットコインそのものを購入しても良いが、よりこれから上昇が期待できるのは、先ほどのStacksのSTXトークンやビットコイン版NFTであろう。
引き続き動きに注目だ。