ダップレーダー(DappRader)の「Dapp Industry Report for Q2」2022年版によると、今後ノンファンジブルトークン(NFT)プラットフォーム戦争が起こる可能性があると主張した。
NFTプラットフォームではこれまでOpenSeaが90%以上のシェアで圧倒的なNo1であった。
最近では、マジックエデン(Solanaベース)、LooksRare、X2Y2などのNFTプラットフォームが徐々にシェアを高めてきており、OpenSeaの牙城を虎視眈々と狙っている。
また、NFTプラットフォーム同士の競争もあるが、分散型取引所ユニスワップ(Uniswap)がNFTマーケットプレイスアグリゲーターのGenieを買収したり、ネットオークションで有名なeBayがデジタルアート市場のノウンオリジン(KnownOrigin)を買収したりと、NFTプラットフォーム以外からの参入も相次いでいる。
このように、OpenSeaは、同業者や業界外からの参入により、競争にさらされており、市場シェアも75%と徐々に減少し始めた。
下記の通り、直近30日間のアクティブユーザーを見ると、OpenSea38万人に対し、MagicEden21万人とユーザーベースでは、かなり追いついてきている。
取引量でいえば、まだ5分の1程度なので、まだまだOpenSeaが大きいが、シェアを奪われ始めているのは確かであろう。
今後は、業界内外からの参入により、一層競争激化が予想されるが、それほど、NFTマーケットプレイスが儲かる商売であるということだろう。
ちなみに、以下のNFTのマーケットプレイスのことを調べたりするにはDappRadarを利用すると良い。
すごく便利だし、定期的なエアドロップにも参加できる。
100万人近くが利用しているようだ。
実はこのRaderトークンも上場しており、購入はSushiswapなどで購入が可能。
Stakingすれば年予想利回りで289%を獲得できるようだ。
NFT業界のGoogle的な位置付けになると面白いなと思う。