イーサリアムネームサービス(ENS)というサービスがある。
これは、簡単な文字列を暗号資産(仮想通貨)のアドレスに設定できるサービスである。
通常イーサリアムのアドレスは、このように、桁数も多く、送金の際も間違い安い。
0xEfd5a44b30AF1a7A0f8cD2488f4C9F5095809dAC
これをENSに登録し、例えば 9999.eth と設定できる。
すると、送金アドレスに9999.ethを利用できる。
これだと誤りが少ないですね。
ただし、HPのドメイン名を購入するように、年間登録料が安くて500円ほどかかります。
あと、登録の際のイーサリアムのガス代もかかります。
このサービスの面白いところは、この権利がNFTになって売買が可能であること。
実際に、OpenSeaなどで売買もされており、1.eth〜9999.ethは高値で売買されている。
なぜ、1〜9999が人気があるかというと、通常NFTは10,000体販売されることが多い。その際にNFTのシリアルナンバーは1〜9999になる。
あの有名なbaycNFTのシリアルナンバー1234を持っている人は、1234.ethを欲しがるといった感じだ。
自分の持っているNFTのシリアルナンバーにアドレスも合わせたいということであろう。
このように、ENSの新規登録が人気になってきており、収益も過去最高を記録しているようなので、今後値上がりを期待して、先回りして人気になりそうなENSを登録しておく人も出てくるであろう。
これも新しいNFT投資といったところか。
ちなみに、このサービス自体のトークンも上場している。
最近少し値上がり始めているようだ。
このサービスに未来を感じるのであれば、このトークンに投資しておくのも一つの手であろう。
あくまで投資は自己責任でお願いしますね。