イーサリアム・ブロックチェーン上のメタバース(仮想空間)「ディセントラランド(Decentraland)」のネイティブ暗号資産ディセントラランド(MANA)は25日、5.84ドルまで上昇し、史上最高値を更新した。1週間で約40%上昇した。
ディセントラランドの時価総額は約1兆円で、Game-Fiの代表格Axie Infinityの8,700億円を超えた。
メタバースのもう一つの代表格であるThe SandBoxのSANDは、6,400億円で推移している。
このトークンの上昇と同様に、これらのメタバースでの土地取引も活発となっている。
Token.comの子会社Metaverse Groupは、ディセントラランド内の土地を61万8000ディセントラランド(MANA)で購入。
金額は約320万ドル(約3億7000万円)に相当する。
とんでもない金額である。
土地と言っても仮想空間のゲームの中の土地であり、ある意味でのメタバースが流行んなくなってしまえば、なんの価値もなくなってしまうものである。
それでもこんな価格がつく。
実物の土地もそうだが、人通りが多かったり、人が集まれば、その土地に価値がつく。
要は広告効果である。
この約4億円で購入した仮想空間の土地にいつも何十万人、何百万人と集まっていればその土地は大きな広告効果を産む。
人の集まりの人数に物理的な制約がない仮想空間の場合、実はリアルな土地以上に価値があるのかもしれない。
有名なメタバースの土地は既にそこそこな価格が付いて、高くなっているので、今後伸びそうなメタバースの土地を安いうちに買い漁るのも面白い投資かと思う。