「イーサリアムキラー」のソラナ(SOL)の勢いが止まらない。
分散型金融(DeFi)におけるソラナの預かり資産(TVL)は、11月3日に過去最高の145億ドルを記録した。
TVLが増えるということは、ステーキングしている量が増えるということなので、このブロックチェーンの信頼が厚いという人が多いことを意味する。
ソラナの価格は3日に過去最高値を更新した。
年末155円だったものが、現在27,248円とわずか11ヶ月で175倍の高騰を見せている。
現在、仮想通貨の注目はDeFiからNFTに流れている。
ただ、この10月のNFT市場全体は過去2、3カ月と比べて低調だった。
一方で、ソラナ系のNFTには勢いがあったようだ。
ソラナのNFTマーケットプレースであるソラナートでは、1日あたりの取引高が14万5000SOL(約40億円)を記録した。
8月のNFTマーケットプレイス最大手のOpenSeaの月間取引高が1,300億円(1日平均約43億円)であったから、その勢いがわかるであろう。
このNFTで利用するブロックチェーンとしてもSolanaは有力になっているということだ。
イーサリアムのNFTやDeFiを触ったことがある人はわかると思うが、イーサリアムのガス代が高すぎる。
とても、少額での取引には向かない。
もちろん、イーサリアム2.0バージョンアップも控えているので、今後、ガス代が下がることが期待されているが、まだ少し先のことである。
こうしている間にもイーサリアムキラーであるSolanaやPolkadotなどのブロックチェーンは確実に力をつけている。
イーサリアムだけで、このNFTやDeFiの巨大な市場を独占することは難しいので、やはりその代替となる2番手、3番手までは出てくるであろう。
SolanaはBSCを抜いて2番手に踊り出て、次はイーサリアムにぐんと近づいてくるであろう。
Solanaの勢いはまだ止まらない。
150日前にSolanaを紹介した記事です。ご参考までに。