米ワイオミング州では、今年4月にDAOを法人として認める法律を今年4月に法制化していたが、今回、その法律に則り、「American CryptoFed DAO」の法人化を正式に認めた。
ブロックチェーンが登場してから、組織のあり方が大きく変わってきている。会社という形態が時代に合わなくなってきた。
DAOという新しい組織形態が今後普及していくのではないだろうか。
以下の記事に、DAOという組織の代表的なプロジェクト例が2例紹介されている。まずはこちらの記事を読んで欲しい。
ブロックチェーン自体がそもそも、中央の管理者を置かず、みんなで運営していこうという考え方である。
中央の管理者がいないということは、管理職が従業員を管理するという今の組織形態はいらなくなる。
指示、命令する人→その指示、命令を実行する人 という関係性はない。
だから管理にかかる費用は圧倒的に削減できる。
DAOは、そのプロジェクトのサポーターがコミュニティを形成しており、そのコミュニティが主体となりプロジェクトを運営していく。
ガバナンスは、その意思決定の権利(トークン)を保有している人の投票で決定する。
なかなか理解し難いが、ブッロックチェーンのプロジェクトは実際にこんな組織形態で運営されている。
DAOは規制対応やきめ細かいマーケティングなど複雑なプロジェクトには向かないなど、デメリットもあり、何もかもがDAOに変わることはないが、そのプロジェクトに合わせ、DAOが選択される機会も増えてくるであろう。
自分は会社の管理職だが、DAOの組織形態になった場合は、自分になんの付加価値があるのか、もう一度再考した方が良いなと思った。