5月26日にブロックチェーンに関心の高い 著名投資家Mark Cuban氏 が、Polygon という仮想通貨に出資したことを明かしました。
Polygon は、下記の通り、この1週間で100%上昇しており、上位100の仮想通貨の中で一番の上昇率です。現在は時価総額で15番目に大きい仮想通貨になっています。
Polygonはどんな仮想通貨かというと、現在最も利用されているイーサリアムレイヤー2ネットワークです。
イーサリアムブロックチェーンは、現在、処理速度の問題や手数料の高騰が課題となっており、ネットワーク利用者は必ずしも満足できる状態ではありません。
そこで、メインのイーサリアムブロックチェーンの外で代わりにトランザクション等の処理をしてあげて、イーサリアムに定期的に情報を返すようなネットワークが必要になってきました。
これがレイヤー2ネットワークと言われるものです。
レイヤー2ネットワークの中でも安価な手数料や高速な処理速度でDeFi(分散型金融)ユーザーの注目を集めており、利用者を増やしています。
DeFiPulseのデータによると、トータルロックバリューのランキングにおいてPolygonは現在4位に位置し、UniswapやSushiSwapを超えています。
その仮想通貨のロック量が増えるということは、そのサービスの利用者が増えていくと期待されていると思って良いです。
出典:DeFiPulse
イーサリアムも、現在バージョンアップ中で、現在の処理速度や手数料高騰の課題を解決していく方向ですが、全てが整うまで2〜3年かかってしまいます。
ブロックチェーンの利用者数の増大やプロジェクトのスピードは、成長が早いので、待っていてくれません。
そういう意味で、イーサリアム利用者は、当面はこのレイヤー2ソリューションに頼ることになるので、Polygonの成長スピードも早いと思われます。
イーサリアムとPolygonは、競合というより、互いに助け合う関係だと考えれば良いでしょう。
Polygonは今後イーサリアムだけでなく、他のブロックチェーンとも接続していく予定なので、ブロックチェーンの橋渡し役のような位置付けになるのではないでしょうか。