仮想通貨投資歴4年ほどになると、失敗の経験は数知れず。
その失敗談のいくつかを紹介しようと思う。
初心者の方は、気をつけて欲しい。
まず一つ目は取引所閉鎖についてである。取引所が閉鎖するパターンとしては以下のようなものがある。
①取引所がハッキングにあって、顧客に預かっている仮想通貨を返却できなくなる。
②取引所のビジネスモデルが崩壊し、運営が続けられなくなる。
仮想通貨を購入する方法としては、今はウォレット内で購入できるなど選択肢が広がっているが、当初は、取引所に口座を作って購入するというのが主流であった。
取引所も大小様々で数も非常に多かった。特に海外取引所は乱立していた。
①のハッキングによる閉鎖は、海外取引所で1回、国内で1回、遭遇している。
海外のものは少額だったし、国内のものは結局仮想通貨が戻ってきたので、特に大きな損失になっているわけではない。
ただ、ハッキングはある日突然なのでびびる。
この場合の失敗しない見極めとしては、コールドウォレットといって、預かっている顧客資産をインターネットに接続しない形式で管理している取引所を選ぶことである。
これだと、取引所がハッキングされても顧客資産は守られ、返ってくる。
②のパターンは、Fcoinという取引所で起きた。
この取引所のビジネスモデルが取引所の手数料の80%をFcoin等仮想通貨何種類かで毎日還元するというもの。
取引とユーザーが一気に爆発的に伸びて、毎日還元収益の顧客毎の計算が膨大な量にのぼったせいで、計算ミスなどから間違った金額を配当し続けて、資金が尽きてギブアップした。
なんかビジネスモデルに無理があるなと思っていたが、その懸念はあたり、保有のFcoinトークンはデータのゴミになった。
この場合の失敗しない見極めとしては、ステーキングや配当などでのユーザー還元に大盤振る舞いしたり、システム的に無理をしているような取引所は選ばないことである。
結局、取引所の選択が重要であるということ。
取引所リスクを本当に避けたかったら、ウォレットで仮想通貨を管理し、秘密鍵を無くさないように、保存しておくことであろう。
初心者は注意して下さい。