ビットコインが最高値を更新した。
テスラに続き、マスターカードが決済において仮想通貨の受け入れを発表。
約41兆ドル(約4,300兆円)の資産を保管する世界最大のカストディアン、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)は、機関投資家向けにビットコインを含む一部仮想通貨の保管、移管および発行を手掛ける計画を発表した。
マスターカードは、ビットコインではなく、ステーブルコインという米ドルなどに価格が固定されたデジタル通貨を使う予定のようだ。
マスターカードは一時FBのリブラ構想に参加を表明するなど、もともと仮想通貨の取り組みには積極的であったため、それほど驚きはないが、BNYメロンの機関投資家向けデジタルカストディ業務は、インパクトがある。
これで機関投資家が安全にビットコインなど仮想通貨に投資する環境が整った。
カストディで、別にビットコインなど仮想通貨の価格保証をしてくれるわけではないが、秘密鍵の管理など、その保管がキモだから、信頼できる第3者がどの部分を担ってもらうと安心感が全然違う。
今回は機関投資家向けのサービスであるが、信頼できる銀行などによる個人向けサービスも今後参入が始めるであろう。
ビットコインなど仮想通貨をポートフォリオに加える環境は整ってきたといえよう。