お金と物の価値は、シーソーみたいに表裏一体です。
インフレが起きて、お金の価値が下がると、反対に物の価格が上がります。
インフレは、現金、預金、債券(固定金利)等の資産の価値を下げます。
反対に、土地、株式、金等の資産は、インフレが起きても価値が下がりにくいです。
これまで日本はデフレ(インフレの逆でお金の価値が上がり、物価が下がる)が長く続いたために、不動産(土地等)、株式、金等のインフレ対応資産を持っていた人は多くが損をしました。
逆に、現預金、債券(固定金利)を保有していた人は、価値が上がり、得をしました。
では、これから日本はデフレの世の中になるのですか、インフレの世の中になるのですか。
少なくとも、日銀や政府は、ゆるやかなインフレにしたいと思っています。
日銀は物価を年2%ずつ上げていくことを目標としているくらいです。
ということは、これからも、インフレ対応資産で運用していかないといけないことになります。