2,000万円問題が、世間を騒がしている。
これは、誰の何の問題か。
若い人が年金をもらい始める65歳までに、2,000万円は貯蓄がないとやばいという話。
年金収入だけでは暮らしていけないという注意喚起みたいなものでしょう。
なんで2,000万円かというと、夫と妻だけの老後を想定した場合、年金収入だけでは老後の生活費が賄えなくて、月約6万円赤字が出るらしい。
100年時代をみすえて、残り30年生きると仮定すると、月6万円×12カ月×30年=2,160万円が年金以外に必要になるという。
今の高齢者はそのくらい貯蓄を持っているから、そんなに驚く話でもないと思う。
一方、この話を受けて、若い人が資産運用のセミナーに殺到しているらしい。
72の法則でもあったように、金利0.1%で運用しても資産を倍にするには、720年もかかる超低金利の時代、昔のように、預金をしていても資産は増やせない。
下手したら、日銀が目指している2%のインフレで預金では実質目減りしてしまう。
若い人は真剣にやばいと思ってきたのだろう。
まあ、早く気づいて良かったと思う。
複利効果からもわかるように、運用は『時間』が味方をしてくれる。
早く始めるに越したことはない。
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