この商品は、インデックスファンドで全米シェアNo1(約40%以上)のバンガード社のファンドに分散投資するバランスファンドです。
日本では珍しく、
セゾン投信という運用会社が直販しています。
株式と債券の投資比率は原則として50:50となっていますが、株式および債券の中身は適宜見直していくという戦略です。
<為替>
国内と海外の比率をみると、為替ヘッジを行っていないので、国内13.5%、海外86.5%となり、為替リスクを積極的にとっていきます。
現在の通貨別割合は、円13.5%、米ドル55.4%、ユーロ31.1%で、為替リスクは米ドルとユーロになります。
現在の資産配分割合は、上記のとおり、国内株式4.1%、先進国株式39.7%、新興国株式5.7%、国内債券9.4%、先進国債券40% と先進国中心の運用となっています。前回の三菱UFJ−eMAXISバランス(8資産均等型)と比べると、やや保守的な運用に思えます。
<アセットアロケーションの方針>
アセットアロケーションは適宜見直していくという戦略ですが、6年間あまり大きく変更していません。投資対象は変えずに投資比率を±3%の変動で抑えています。
総合的にいうと、以下のメリットとデメリットがありますが、40〜50代の方がNISA口座で運用する商品としては、メリットの方が大きいと思いますので、リスクをあまり大きく取りたくない方には、
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
をお奨めします。
(メリット)
- バランスファンドにしては、運用コストが安い。購入手数料も無料。
- 積立投資が可能。
- 6年間の運用実績があり、安心感がある。
- 先進国中心のアロケーションで、リスクを抑えている。
(デメリット)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの購入は、直接セゾン投信で手続きしましょう。もちろん、積立投資や今持っている銀行口座からの引落しも可能です。
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40〜50代のNISA(ニーサ)活用法(1) - 実践バリュー投資日記
40〜50代のNISA(ニーサ)活用法(2) - 実践バリュー投資日記
40〜50代のNISA(ニーサ)活用法(3) - 実践バリュー投資日記