■ 前日の相場
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●株式
中国 上海A株
3,045.98
(+2.31)
香港ハンセン
22,685.22
(+384.99)
ドイツDAX指数
6,816.12
(+151.72)
NYダウ
12,036.53
(+178.01)
日経平均
9,206.75
(+0.00)
日経225先物(シカゴ)
9,530
(+285.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(円→ドル→ユーロ)
ドル−円
81.06
(+0.47)
ユーロ−円
115.29
(+1.05)
ユーロ−ドル
1.4223
(+0.0051)
●債券
米国10年債
3.33%
(+0.06%)
日本10年債
1.21%
(-0.00%)
●商品
NYMEX原油先物
102.13
(+0.51)
NYMEX金先物
1,430.80
(+11.50)
■ コメント
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先週は日本の震災及びそれに伴う原発問題、リビア問題が不透明感を増すなか、市場はリスク回避的な動きであった。
今週に入り、日本の震災の影響が見えてきたこと、放射線量低下により原発への危機感が和らいだこと、欧米のリビアへの軍事介入で、リビアの混乱が早期に解決する道筋が見えてきたことで、安心感が広がっている。
特に、先週末のG7による円の協調介入により、金融市場の異常なボラティリティを抑えたことも不安を解消することとなった。
昨日の欧米の市場をみると、一時期の見えない不透明感は解消され、落ち着いてきたように思える。本日の日経平均も少し戻すであろう。
ただ、今後も、原発問題、リビア問題はまだ予断を許さない状況で、原油高も収まっていないため、また、不安が消えたわけではない。
よって、今週も、方向感を欠き、不安定な相場展開が続くとみている。
相場を追っかけるより、大きく下げたら買うというスタンスでじっと待つのが正解であろう。