■ 先週金曜日の市況
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●株式
中国 上海A株
2,975.26
(+31.57)
香港ハンセン
23,162.91
(-8.89)
ドイツDAX指数
7,006.17
(+42.01)
NYダウ
11,410.32
(+40.26)
日経平均
10,211.95
(-73.93)
日経225先物(シカゴ)
10,255
(-45.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(円→ユーロ→ドル)
ドル−円
83.92
(+0.22)
ユーロ−円
110.96
(+0.10)
ユーロ−ドル
1.3227
(-0.0018)
●債券
米国10年債
3.32%
(+0.10%)
日本10年債
1.21%
(-0.06%)
●商品
NYMEX原油先物
87.82
(-0.63)
NYMEX金先物
1,387.20
(+1.30)
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■ 先週金曜日の相場のコメント
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(アジア)
・中国株は上昇、香港株は下落。
・中国の11月輸出が前年同月比34.9%増と
高い伸びを示したことを好感して、中国
株は上昇。
・香港株は中国当局が追加利上げに踏み
切るとの見方から、銀行株、不動産株
中心に売られて下落した。
(欧州)
・欧州株は上昇。
・12月の米ミシガン大消費者信頼感指数
(速報値)が6月以来の高水準となり、
米国経済の回復期待が高まったことを
受け上昇した。
・ただ、中国人民銀行(中央銀行)が、
預金準備率を0.5%引き上げると発表した
ことを受けて、金融引き締めによる中国
の景気減速懸念から、上昇は限られた。
(米国)
・米国株は上昇。
・GEの増配のほか、米ミシガン大消費者
信頼感指数や10月の貿易赤字が予想より
良かったことを好感し、株式が上昇した。
■ 今週の相場
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・先週は、米国の大型減税が延長される
見通しを支えに、景気回復期待感から、
米国株を中心に先進国株が買われ、安全
資産の債券が売られ、長期金利は上昇し
た。
・一方、新興国株はインフレ懸念から、
中国を中心に引き続き、調整局目を迎え
ている状況。
・11日に発表された中国の11月の消費者
物価指数は前年同月比5.1%上昇と、政府
目標の3%を大きく上回った。
・特に食品価格が11.7%と上昇している
ことから、低所得者層を中心に食品の
買え控えも起きているようだ。
・さすがに中国もこれを容認できない
ことから、過剰なマネーを吸収する
引き締め政策を今後も取らざるを得な
い。
・中国をはじめとした新興国は同様の
状況で、金融引き締めによる景気減速
懸念から、しばらくは新興国株が調整
する場面は続くであろう。
・先進国株は上値を試す展開になろう
が、年末を控え、利益確定売りも出や
すい状況であるから、大きくは上昇し
ないといえよう。
・今週のポイントは米国の年末商戦の
行方、欧州債務不安、中国の金融引き
締め政策の動向である。
・14日に発表予定の11月の米小売売上
高、米FOMC、16-17日のEU首脳会議に
ついて注目したい。
・また、Brics(ブラジル、ロシア、
インド、中国)の中では、ロシア株が
引き続き好調。
・先週7日にEUがロシアのWTO加盟支持
を表明したことから、2011年中のロシ
アのWTO加盟が現実的となってきたこ
とも好感しているのであろう。
・他のBricsの中でも出遅れ感がある
ので、ロシア株に投資するチャンスも
おもしろいと思う。