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■ 前日の市況
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●株式
香港ハンセン
20,933.25
(-437.57)
ドイツDAX指数
5,987.50
(+5.07)
NYダウ
10,785.89
(+43.91)
日経平均
10,824.72
(+0.00)
日経225先物(シカゴ)
10,715
(-35.00)
●為替
通貨の強弱(弱→強)
(ドル→ユーロ→円)
ドル−円
90.12
(-0.41)
ユーロ−円
122.13
(-0.37)
ユーロ−ドル
1.3553
(+0.0026)
●債券
米国10年債
3.66%
(-0.03%)
日本10年債
1.37%
(+0.00%)
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■ 相場コメント
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(アジア)
・インド中央銀行の金利引き上げやギリ
シャ支援をめぐる問題により、リスク回
避の動きが強まり、アジア主要市場は下
落した。
・一方、中国株式市場はこの影響を受け
ず、銀行株主導でわずかながら上昇した。
(欧州)
・横ばい。ギリシャ問題に対する懐疑的
な見方やIMFの筆頭副専務理事が、先
進経済諸国の債務問題の深刻さを指摘す
る発言をしたことにより、上値は抑えら
れた。
(米国)
・医療保険改革法案の成立を受け、ヘル
スケア関連株を中心に上昇した。
(まとめ)
・米国の医療保険改革法案が成立したこ
とで、オバマ大統領は政権の危機を回避
でき、市場の懸念の一つは取り払われた。
・ただ、欧米では株より債券が大きく買
われ、円も買われたことから、リスク回
避的な動きは続きている。
・やはり、ギリシャ問題、中国の利上げ
・人民元切り上げ問題への警戒心が強い。
・ギリシャ問題は25,26日のEU首脳会議
で解決の方向を示せるかが焦点。
・人民元切り上げ問題は、昨日の中国
首相の発言を見る限り、以前と異なり、
米国側と対話を望む内容になっている
ことから、5月の米中戦略・経済対話で
人民元切り上げの方向性が示されるよ
うな雰囲気になってきている。
・この2つの方向性が見えはじめたら、
市場はリスク回避からリスク選好へ切り
換えはじめることであろう。
・この2つの動向を引き続き注目したい。
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