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CIT破綻の影響

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おはようございます。本日もよろしくお願いします。

まずは前日の市況から。

■前日の市況
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●株式:欧米高↑、アジア安↓

NYダウ  9,789.44 (+76.71)

日経平均  9,802.95 (-231.79)

香港ハンセン 21,620.19 (-132.68)

ドイツDAX指数 5,430.82 (+15.86)

日経225先物(シカゴ) 9,815 (+75.00)

●債券:欧米金利高↑、日本金利低↓
   
米国10年債  3.42% (+0.04%)

日本10年債  1.36% (-0.04%)

独10年債    3.24% (+0.01%)

●為替:資金の流れ(円→ドル→ユーロ)
   
ドル−円 90.32 (+0.24)

ユーロ−円 133.34 (+0.79)

ユーロ−ドル 1.4763 (+0.0045)

豪ドル−円  81.57 (+0.58)

●商品:高↑

CRB商品指数 273.50 (+3.12)

NYMEX原油先物 78.09 (+1.10)

NYMEX金先物 1,056.80 (+12.10)

■ 相場コメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・香港株式相場は下落。

・香港の住宅販売が減少したことを嫌気し、不動産株と銀行株
中心に売られた。一方、中国株式相場は、好調な企業決算を背景
に上昇。

・欧米株式相場とも上昇。欧州は米国の上昇につられた格好。

・米自動車のフォード・モーターの黒字決算が好感され、米製造
業景況指数や米住宅販売成約指数などの経済指標が予想を上回っ
たことから買いが優勢となった。

・米経済指標の一部は好調に映るが、ここにきて、中小金融機関
の破綻の急増(10末に9行)、商業用不動産金融最大手(米キャッ
プマーク)の破綻、中小企業向けノンバンク最大手(CITグループ
の破綻など実態経済に今後影響を及ぼす問題が噴出してきた。

・株式相場を見通すには、その時々に発表される過去の指標に
一喜一憂しないことである。

■ トピック
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・経営難に陥っていた米ノンバンク大手CITグループが1日、
連邦破産法11条(日本の民事再生法)の適用を申請した。

・負債総額は649億ドル(約5兆8千億円)と巨額だ。

・再建のため、動き出すようだが、今回の破綻が及ぼす影響
に関して3つの懸念がある。

・一つは、破産に伴う貸出金融機関への影響。

・例えば、バンク・オブ・アメリカは75億ドル(約6,700億円)
の巨額の債権を抱えている。さすがに引当をしていると思うが、
決算にいくらかの影響を及ぼすであろう。

・二つ目は、CDO債務担保証券)市場への影響。

・CITのリスクが組み込まれている証券が1,881件あり、損失額は
約3,000億円程度になりそうだ。このCDO保有している金融機関
は追加で損失が発生する。それほど大きい額ではないが。

・三つ目は、今後の再建に伴う1兆円の資産圧縮の中小企業への
影響である。

・これが最も影響が大きい。当社はファクタリング会社で中小
企業の短期の資金繰りを支援しており、取引先は100万社を超える。
特に衣料などの販売業者が多い。

・今後、米国は一番の儲け時であるクリスマス商戦を迎える。

・中小販売業者は商品を仕入れなくてはいけないが、短期の仕入
資金が借りられなくなると、肝心の売上もあげることができない
という状態に陥る。

・年末はなんとか手元資金で乗り越えられても、売上が減少
しているので、業績は悪化し、中小金融機関の貸し渋りで借換え
もできず、年明け倒産が急増するのではないかと思う。

・こんな状況を見通すと、米国の景気回復はまだまだ先のこと
と考えてしまう。

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