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■ 時事ネタ
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・ジム・ロジャーズとは、ジョージ・ソロスの右腕として10年間で4,200%という
驚異的なリターンを実現したことで知られる伝説の投資家である。
・ジムは7月後半に入り何度か、中国株の相場は行き過ぎていると発言している。
・同氏は1988年に中国株投資を始め、昨年10月の急落時以降中国株を買っていない。
・同氏の中国市場の見方は以下のとおり
『上海総合指数は昨年65%下落後、今年これまでに80%上昇。中国では今年1−6月期
に銀行の新規融資が前年同期の3倍に膨らみ、景気も4−6月期に回復したが、
ファンダメンタルからすると行き過ぎている。』
『中国に投資することを考えるなら、コモディティ(資源、食料等の物)に投資をするべき。』
■ コメント
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・ジムの発言からすると、中国市場はバブっているということでしょう。確かに、
最近の中国当局のコメントでもあったように、中国当局は、金融の引き締め時期を
探っているようで、、市場も不安定になってきている。
・中国株投資は、短期的には相場の流れにのって利益を上げれるかもしれないが、
急落する可能性もあるということを認識していたほうがよいでしょう。逆に急落した時に
買いだと思います。
・コモディティ(資源、食料等の物)に投資をするべきというのは、要するに中国が成長
するには、約13億人の国民を食べさせる食料とインフラ整備のための資源がかかせないと
いうことです。
・現在、この食料と資源を輸出できる国、オーストラリア、カナダ、ブラジルはともに
成長します。中国の成長の恩恵に預かっているのです。ジムもカナダドルをずっと買って
いるという話です。
・これは筆者の考えですが、中国の成長の恩恵を受ける国を考えた場合、もう一歩先に
いけばアセアン諸国、アラブ諸国の成長があると思います。中長期的にみれば、ここは
まだ割安に放置されています。
・アセアンについては地理的にも中国の資源、食料庫となり得る地域であり、安い労働力
を輸出できる国です。来年にはアセアンと中国とのFTA(自由貿易協定)が始まります。
今後一大経済圏を作っていくでしょう。
・アラブについては、先日中国がイランの世界屈指の埋蔵量(世界の埋蔵量の2%)を誇る
「アザデガン油田」の権益の70%を取得したように、これから本格的にアラブの資源を
買いに動くでしょう。
・中国の成長に投資をするなら、現在割高な中国自体への投資を考えるのではなく、
中国が今、投資をしている国、物に投資をするのが良いと思います。これが割安でかつ
成長力がある投資対象となります。
・最後に ジムの言葉です。『誰も目を向けていないところへ投資しなさい』ちなみに
彼は今誰も目を向けていない航空会社株に投資をしています。
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■ 前日の市況
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<株式:高↑>
NYダウ 9,370.07(+113.81)
日経平均 10,412.09(+24.00)
香港ハンセン 20,375.37(-502.87)
ドイツDAX指数 5,458.96(+88.98)
<債券:価格安↓金利高↑>
米国10年債 3.85% (+0.1)
日本10年債 1.42% (±0)
独10年債 3.51% (+0.14%)
<為替:ドル相場対円↑、対ユーロ↑>
ドル−円 97.50(+2.09)
ユーロ−円 138.35 (+1.49)
ユーロ−ドル 1.4182 (-0.0173)
豪ドル−円 81.65 (+1.59)
<商品:全面安↓↓>
NY金先物 955.0 (-9.2)
NY原油先物 70.44 (-1.51)
CRB商品指数 264.35(-0.42)
■ ショートコメント
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・7月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が24万7,000減となった。2008年8月以来の
低水準となった。失業率も9.4%と前月の9.5%から若干改善。失業率の前月比低下は
2008年4月以来となる。
・これを受け、ドルが見直され全面高となり、米株式市場が上昇した。
・投資家の当面の最大の不安材料は解消されたので、安心してリスクをとっていく
流れとなっている。
・オバマ米大統領は7日、同日発表された雇用統計について、経済危機の最悪期が過ぎ去った
可能性を示すとした上で、
『景気を再び軌道に乗せるためには依然として多くの課題が残されている、依然として
道のりは長い。雇用が失われている間は、真の回復はない』と慎重な発言をした。
・米政府自身が今回の雇用統計改善に当惑しているのが実情であろう。
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