■ 前日の市況
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<株式:全面安↓↓>
NYダウ 9,280.97(-39.22)
日経平均 10,252.53 (-122.48)
香港ハンセン 20,494.77(-301.66)
ドイツDAX指数 5,353.01(-64.01)
<債券:高↑>
米国10年債 3.76% (+0.07%)
日本10年債 1.42% (-0.02%)
独10年債 3.34% (-0.01%)
<為替:ドル安↓円高↑>
ドル−円 94.95(-0.31)
ユーロ−円 136.86 (-0.28)
ユーロ−ドル 1.4422 (+0.0026)
豪ドル−円 79.82 (-0.58)
<商品:全面高↑↑>
NY金先物 965.8 (+1.3)
NY原油先物 71.80 (+0.57)
CRB商品指数 268.43(+1.40)
■ ショートコメント
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・この日発表された7月の米経済統計で、非製造業部門
総合指数(NMI)が予想外の落ち込みとなったことを受け、
景気回復が遅れるとの懸念が広がった。
・特にNMIの雇用の数字が悪く、7日発表の7月米雇用統計・
非農業部門雇用者数が予想以上に減少するとの見方が
強い。
・このようなさえない経済指標を背景に経済に対する最近の
楽観的な見方は後退しつつある。
・流れは、株式等リスク資産売り、債券等の安全資産買い。
・ただ、米国債については、米財務省が、来週実施する
入札の規模が過去最大の750億ドルになると発表したため、
売られている。
・中国人民銀行も5日、緩和的な金融政策を続けるとの
考えをあらためて表明しているが、逆に中国の景気
回復の基盤はまだ磐石ではないとの認識をあらためて
示した。
・頼みの中国も息切れ感で、投資家心理は弱気になりつつある。
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