■ 前日の市況
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<株式:まちまち→>
NYダウ 9,320.19(+33.63)
日経平均 10,375.01 (+22.54)
香港ハンセン 20,796.43(-10.83)
ドイツDAX指数 5,417.02(-9.83)
<債券:価格全面安↓↓金利上昇↑↑>
米国10年債 3.68% (+0.06%)
日本10年債 1.44% (+0.01%)
独10年債 3.35% (+0.01%)
<為替:ドル高↑>
ドル−円 95.26(±0)
ユーロ−円 137.14 (-0.19)
ユーロ−ドル 1.4396 (-0.002)
豪ドル−円 80.40 (+0.23)
<商品:高↑>
NY金先物 964.5 (+9.6)
NY原油先物 71.23 (-0.03)
CRB商品指数 267.03(+0.75)
■ ショートコメント
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・6月の米個人所得・消費支出がいまひとつの内容
となり、投資家の間に慎重姿勢が広がり、株式、
高リスク通貨に利益確定の売りが出た。
・ただ、6月の米住宅販売保留指数※は前月比3.6%
上昇と6年ぶりの5カ月連続上昇となったことを
受けて、その後値を戻したことから、安全資産
としての債券は売られた。
・一方、欧州では、6月のユーロ圏生産者物価指数
(PPI)は、前年比6.6%低下と、1996年の調査
開始以来最大の下落。
・これは、デフレリスク上昇を意味し、欧州中央
銀行(ECB)が金融緩和政策を長期にわたって
維持するとの観測を強める要因とみられている。
・相場は株式、商品等リスク商品に高値警戒感も
出始めているため、方向感がゆらいでおり、
指標に敏感に反応している状況。
・8月5日-6日の英中央銀行の金融融政策委員会の
舵とりおよび7日発表の7月米雇用統計に注目か。
※米住宅販売保留指数とは・・・
中古住宅の売買契約は成立しているものの、所有権
の移転がまだ完全に終わっていないものが何パーセ
ントあるのかを表したもの。
中古住宅の売買は一応成立しているので、中古住宅
販売件数の先行指標的な位置づけの指標となる。
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