暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

潮目は変わった。

これまでの数ヶ月の流れは、安全な先進国債券からリスクをとって新興国の株式、新興国の債券、商品に投資する流れであった。いわゆる行き過ぎて下落した株式、商品相場の戻しである。
昨日の相場の動きをみると、明らかに一旦利益を確定し、再び安全な先進国債券に資金を戻すといった流れに変わった。

今後は実態経済を厳しく見ながらの相場の動きになろう。ユーロ圏の鉱工業生産が大幅な落ち込み、米国の住宅建築業者指数の予想外の低下等マイナス材料が出てきている。投資家の心理も楽観的なムードから引き締まった心理に変わってきた。

政治的、政策的に注目されるのはロシアで行われるBRICS会合、6月のFOMC(米国の連邦公開市場委員会)である。結局はドルを信認し、米国債を買わせる動き(金利低下)になろうと思うが、注目すべきである。

個人的には一旦米国ダウ指数売りのポジションをとっている。商品はもう少し様子をみるが、大きく下げれば少しずつ買うという方針で臨みたい。


<株式>
・世界同時株安
NYダウ 8612.13(-187.13)
日経平均 10,039.67(-96.15)
香港ハンセン 18,498.96(-390.72)
ドイツDAX指数 4,889.94(-179.3)

<債券>
・債券高
米国10年債 3.71%(-0.075)
日本10年債 1.5%(-0.015)

<為替>
円高、ユーロ安
ドル−円 97.81(前日比-0.59)円高
ユーロ−円 134.96(前日比-2.66)円高
ユーロ−ドル 1.3797(前日比-0.0188)ドル高
豪ドル−円 77.74(前日比-1.80)円高

<商品>
・商品安
NY金先物 928.1(前日比-12.0)
NY原油先物 70.51(前日比-1.53)