暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

米国復活の鍵を握る中国

17日の米財務省の発表によると、2008年末の中国の米国債保有残高は6962億ドル(約62兆円,1ドル90円換算)だった。中国の米国債保有残高は08年9月に5850億ドルとなり、日本を抜いて世界第1位になった。月別の買い増し額は10月に659億ドルと過去最高に買い増した後、11月は290億ドル、12月は143億ドルと減少した。

特に12月はFRBによるゼロ金利誘導があり、10年米国債の利回りも最低の2.08%に低下(価格は上昇)しており、米国債の割高感からも中国以外の主要米国債保有国は残高を減少させています。中国しか購入できる国がないのです。

中国人民銀行中央銀行)の発表によると、08年末現在の中国の外貨準備高は約1兆9500億ドルで、同時点で中国は外貨準備の約3分の1を米国債保有していることになる。

中国では、今後の米国の国債の追加発行やインフレ誘導政策に伴う米ドル資産価値の下落に神経をとがらせており、外貨資産の多元化・非米ドル化を加速するべきだというのが本音であろう。しかし、現状は元のドルに対する低め誘導を行っている限りはドル買いが必要なので、米国債を買わざるを得ないジレンマに陥っている。

このように現在、世界で米国債を買えるには中国のみであり、米国の復活の鍵は中国が握っているのである。今回のヒラリーの中国訪問はオバマにとって最も重要なポイントなのである。この二国間の綱引きに目が離せない。

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