暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

有事のドル売り、有事の金買い

イスラエル軍は27日、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザに激しい空爆を行い、少なくとも205人が死亡、300人以上が負傷した。
週明け29日の市場はこれに反応し、ドル売り、金買い、原油買いの反応を示した。
かつては「有事のドル買い」といわれ、戦争、紛争が起きるとドルは避難通貨として買われたが、現在は米国自体が地域紛争の当事者となっていることもあり、米国のリスク増からドルが売られている。
代わりに通貨という観点で買われているのが金であり、需給が逼迫する商品という観点で買われているのが原油である。
ドルの基軸通貨としての信頼が大きく揺らいでおり、ドル売りの流れは変わらない。

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