暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

金の通貨としての顔

  • 金は本来通貨としての顔を持つと言われています。確かに米国がドルと金の交換を停止した二クションショックまでは通貨の裏付けでした。その後も金の通貨としての顔は生きているといいます。ちなみに現在金の在庫量はオリンピックの公式プール約3杯分と希少です。
  • 一方、希少貴金属として宝飾品にも使うプラチナがあります。これは金の在庫量の34分の1とかなり希少で、自動車の排ガス処理触媒に多く使われます。こちらは希少ですが通貨の顔は持っていません。
  • 以下金とプラチナの価格推移をグラフにしました。プラチナは景気後退による需給の悪化により、2008年5月以降大きく下げています。一方、金のモノとしての需給も悪化しているのですが、価格はプラチナほど下げていません。
  • ペーパーマネーのドルが価値は下げる中、金の通貨としての顔が出てきているのだと思います。


田中貴金属工業より