負債なし | 負債あり | |
---|---|---|
営業利益 | 100 | 100 |
支払金利(10%) | 0 | 10 |
税引前利益 | 100 | 90 |
法人税(40%) | 40 | 36 |
税引後利益 | 60 | 54 |
投資家が受け取るキャッシュフロー | 60 | 64 |
株主 | 60 | 54 |
債権者 | 0 | 10 |
このように税金が存在する場合は負債がある方が投資家が受け取るキャッシュフローが多く、企業価値も高まります。
これは支払金利10が法人税の課税対象額から控除されていることから生じており、負債による節税効果が働いているのです。企業価値は負債の節税効果の現在価値分だけ高まります。
では、負債をできるだけ増やせばようのでしょうか?そんなことはないです。
続きは次回