定時制通信制高等学校在学者数は平成18年度29万人(前年比-3千人)で下げ止まり感があります。中学卒業者は平成18年度121万4千人(前年比+2千人)でこちらも同様です。
高等学校の生徒数はグラフの通り減少傾向にありますが、人口統計からの予測では2010年には360万人で横ばいとなります。
中途退学者数は、高等学校の生徒数の約2.2%(過去5年平均)と想定できるので、2010年には7万1千人と横ばいになります。
よって、全国の高認出願者数は直近の状況も踏まえると、中途退学者・定時通信制高校・中学卒業者のベースで23,000人(横ばい)、市場環境変化によるもの(フリーターの増大による高認需要)が2006年度3,000人⇒2010年度5,000人とに増加、高校在籍者(制度改正によるもの)4,000人前後(横ばい)と推移すると予測できる。
結果、高認出願者数は2006年度31,000人、2010年度32,400人と想定。