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ウィザス(9696)高卒認定

qqqqchan2006-10-14

高卒認定創設の背景>高卒資格.comより
大学入学資格検定(大検)は昭和26年に経済的な理由などで高校に進学できない勤労青少年の救済措置として始まりました。その後54年間,大学進学等への途を開く制度として社会的にも大きく機能してきました。
ところが,最近では,高校への進学率の上昇にともない勤労青少年の受検割合が低下する一方で,高校中退者の受検割合が約6割を占めています。大検創設当初からみれば,かなり受検者の様相が変化してきており「勤労青少年の救済」というよりむしろ「高校中退者の救済」という位置づけに変わってきました。
そこで,昨年より中央教育審議会では,大検の見直しが行われてきました。特に高校中退者が年間10万人,フリータの増大という社会的背景のもと,大学等への進学,就職のいずれにも活用できるような新しい試験について検討されてきました。そして,平成17年度から,より社会的通用性を高める新試験として「高等学校卒業程度認定試験高卒認定試験)」が実施されることになった。

高卒認定を受験者数は今後増えるのか>
日本教育マネジメントが実施した高卒認定者へのアンケートによると、受験理由は①進学のため38%②就職に有利31%が大多数を占める。
高卒認定の受験者数は以下の理由により増えると考える。
1.進学したい人にとって
⇒平成17年度の制度改正により、高校を休学中や不登校状態を含む高校在籍者(高校中退者予備軍)も受験できるようになり、間口は広がったこと。
2.就職(フリーターを含む)したい人にとって
⇒フリーターの増大により、フリーターになるにも条件が厳しくなっており、就職者にとって高卒資格の価値が高まっていること。

以下参考です。
<高校中退者数の推移>図参照
国立・公立・私立高等学校における中途退学者数(中退者数)は合計76,693人〔前年度77,897人〕で,年度当初の在籍者数に占める割合(中退率)は,2.1パーセント〔前年度2.1パーセント〕である。
中退事由については,「学校生活・学業不適応」が38.6パーセントで最も多く,次いで「進路変更」が34.2パーセント,「学業不振」が6.9パーセントの順となっている。「学校生活・学業不適応」の内訳は,「もともと高校生活に熱意がない」が多い。「進路変更」の内訳は,「就職を希望」や「別の高校への入学を希望」が多い。

<フリーター数の推移>
フリーターの数は、1992年の年の101万人から2004年には年には213万人と倍以上に増加している。