暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

将来のフリーキャッシュフロー予測②

帝国繊維の業況について詳しく見てみましょう。

2001/12 2002/12 2003/12 2004/12 2005/12
売上 21,400 21,906 21,673 25,324 20,910
(繊維) 8,767 9,349 10,217 10,921 9,085
(防災) 11,450 11,403 10,233 13,331 10,858
(不動産) 861 776 735 527 481
(その他) 322 378 488 545 486
営業利益 1,760 2,107 2,259 3,287 1,937
(繊維) 208 190 738 900 694
(防災) 1,635 2,019 1,651 2,710 1,646
(不動産) 545 534 497 278 226
(その他) -628 -636 -627 -601 -629
売上高営業利益率 8.2% 9.6% 10.4% 13.0% 9.3%
(繊維) 2.4% 2.0% 7.2% 8.2% 7.6%
(防災) 14.3% 17.7% 16.1% 20.3% 15.2%
(不動産) 63.3% 68.8% 67.6% 52.8% 47.0%
(その他) - - - - -

帝国繊維は麻(リネン)の最大手で、消防ホース・救助器具など防災・危機管理事業が主力です。
事業は、繊維事業、防災事業、不動産事業の3つに分かれます。
<繊維事業>
麻および麻化合繊混紡製品、化合繊製品の製造・加工・販売を行っています。具体的には麻製のタオル、シール等です。その他防衛庁、警察、消防等の官公庁向けのユニフォームです。
2004年12月期は国際協力関連繊維資材の特需の一時的要因で、売上が伸びましたが、2005年12月期は大幅に減少しています。国内のリネンサプライヤー市場規模は約5,600億円(2003年時点)で年1〜2%減少傾向にあることを考えると、官公庁向け需要は一定の更新需要があるものの、今後売上は横ばいか若干の減少傾向にあると予測されます。営業利益率は7〜8%を維持すると思われます。