暗号資産投資ガイド

仮想通貨の始め方と稼ぎ方

純資産と時価総額

時価総額−純資産=のれん

のれんとは、その企業のノウハウ、顧客関係、従業員スキル、ブランド等から成り立っています。のれんは企業の将来の収益力を形成するものです。
バランスシート上の純資産にはこの価値は含まれていません。時価総額はこの価値を含んだ値段ということです。

のれん価値を顕著に表した事件として、2000年の雪印、2004年の三菱自動車等があります。雪印では事件発生前は純資産860億円に対し、時価総額が約2,000億円ありましたが、事件発生後、時価総額が約1,200億円になりました。なんとのれん代が800億円も減少したことになります。ブランドの失墜、顧客関係が悪化することで、将来の収益力が低下するということです。

このように純資産と時価総額は異なるものです。時価総額は将来の収益力を反映した価値を含んだものだということがなんとなくわかればよいと思います。

続きは次回に

お読みいただきありがとうございます。 

にほんブログ村 投資ブログへ
にほんブログ村